仕事に意味を見出せない人は、目的意識をどうやって見つけ出すかが大切です。
人によって目的と呼べるものは色々とあるでしょうが、自分の強みと仕事の進め方、そして自分の価値観を見つけ出すことで、目的が生まれると言われます。
つまり、漠然としたなかで突然閃くようなことはあまりありません。
まず強みですが、得意とするものと置き換えることができます。
緻密な作業が得意なのか、それともアイデアを生み出すことが得意なのかといったことがそれに該当します。
さらに、その作業をどのように行うのかを見定めることが必要になります。
一人で黙々と取り組むのか、大勢で力を合わせて行うのか、どちらが自分に合っているのかをしっかり考えます。
そして価値観ですが、何を大切にしているかということを表します。
例えば、人の手助けをすることが何よりも大切と考えるか、あるいは世の中の役に立つものを生み出したいと思うのかといったことを明確にすることが大事です。
この三つが定まれば、目的意識を見出すことが可能です。
仕事を通して何を成し遂げたいのかがわかるようになり、価値観からその目的を定めることができます。
そしてどんな業務に携われば良いのかは、強みややり方から決まります。
このようにして取り組むべきことが決まれば、そこに喜びを感じることができるでしょう。
例えば清掃業に携わっている人でも、生き生きと働いている人は大勢います。
これは、上手く上記の三つの要素がうまくかみ合っているためです。
そこでの取り組みの中で自分なりに感じているやりがいこそが、目的意識と言えます。